「どろろ」アニメ12話の感想をネタバレを交えながらご紹介。悲しみの因果は絡み合い・・・

アニメ「どろろ」11話では、ついに本当の父である醍醐景光と対峙した百鬼丸。

互いの思いはすれ違い、物語は複雑な様相を見せ始めています。

まさにハラハラドキドキの展開が怒涛のように繰り広げられています!

なんとも、心して見て行かないとトラウマになりそうです・・・。

そして今回アニメ「どろろ」は前半のクライマックスへと突入します!

それではネタバレを交えてアニメ「どろろ」12話をご紹介していきます!スキまっくす見ていきましょう!

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アニメどろろ12話「ばんもんの巻・下」

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1721&unique=story&categories=48

何も知らない百鬼丸と全てを悟った醍醐景光。

「お前は何だ?」

醍醐景光が感じるのはあの時の赤子。

醍醐景光は冷たいまなざしで百鬼丸を打ち倒すことを部下に命令します。

「生まれぞこないの鬼の子めがっ」

放たれる幾本のも矢が降り注ぐ中を百鬼丸は素早い動きでその場を離れます。

「なぜ生きている、お前は・・・」

逃げる百鬼丸を見つめる醍醐景光の表情は険しく厳しく感じいます。

逃げる百鬼丸は醍醐景光の言葉を思い出します。

「俺は生まれぞこない・・・」

「オニ・・・」

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どろろと助六

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1721&unique=story&categories=48

助六を追ってきたどろろは残念ながら朝倉の兵につかまってしまいます。

つるし上げられるどろろ。必死におっかちゃんを探しに来た助六を助けようと懇願しますが、朝倉の兵は聞く耳を持ちません。

「ばんもんを越えてきたものは全てバケモノの国の人間だ」

 

捕まったどろろは助六やほかの捕まった醍醐の兵と狭い牢屋に入れられてしまいます。

命はあったものの元気のない助六、どろろは聞きます

「家には戻れなかったのか?」

どろろの声に助六はうつむき答えます。

「家無かった・・・村中・・おっ母もきっと・・・」

悲惨な光景を目の当たりにした助六は全てを失ったかのように泣きじゃくります。

心配するどろろは優しく助六に声をかけるのです。

「助六・・・大丈夫だって、ほらオイラがいるじゃねぇか!百鬼丸のアニキだって絶対助けに来てくれるって!」

心配するどろろは自分の過去と重ね合わせたのか、めちゃくちゃ安心できる頼りがいのあるアニキみたいになっています。

それでも悲しみに暮れる助六に醍醐の兵が声をかけます。

「そうだ泣くな、醍醐の民には観世音菩薩の加護がある。」

その兵は言います。朝倉の兵が一枚板のばんもんを超えられないのはそのご加護で、醍醐の領地に攻めてくるほうがバケモノ、鬼だと。必ず天罰が下ると・・・。

自信を持って語る兵、その身に着けている醍醐の家紋にどろろは何かを思い出します。百鬼丸も身に着けていた家紋だったのです。その家紋は醍醐の家紋であり旗印、まさに醍醐景光の威光だったのです。

降り落ちる小さな雫。

どろろは牢屋の天井に小さな穴が開いていることに気づき、牢屋を抜け出すことを決意します。その穴はとても小さくどろろと助六がようやく通れるかどうかといったところ。

どろろは助六に言います。

「助六逃げるぞっ!」

希望を失っている助六はやる気がありません。どろろの提案を拒否するばかりかこのままのほうがおっ母に会えるからと言う始末。それでもどろろは逃げることお諦めず助六を奮い立たせようとします。

「おいら侍には、戦には負けねぇって決めたんだ」

ひとり奮い立つどろろは助六を助けるため一人で牢屋から逃げることを決意します。

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母の過去

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1721&unique=story&categories=48

百鬼丸の命を救った菩薩様に両手を合わせ心を静める縫の方。

そこへどかどかと入り込んでくるのは百鬼丸の実弟である多宝丸。部屋へ入るなり開口一番、縫の方を責め立てます。

「母上!母上は手足も目も鼻も耳もすべてを鬼に食われた赤子を覚えておられますね」

「16年前、父上と母上が無残にも鬼に食わせた、我が子のことを」

縫の方は思い出します、愛する我が子の無残な姿を・・・

「忘れたことなどありませぬ・・」

覚悟を決めたような表情の縫の方。

「それでも人の親ですかっ!」

母を責める多宝丸、そこに踏み入ってきたのは父である醍醐景光。

醍醐景光はこの地のことを語ります。

かつてこの国を襲った数々の不幸。「飢饉」「はやり病」「天変地異」「戦」まさに地獄だったこの地を鬼神との約定が救ったことを・・・。

それでも多宝丸は食い下がります。

「民のためとは名ばかり、その実は父の野望のためではないですかっ!」

人としての当然の思いをぶつける多宝丸でしたが醍醐景光は冷静に言い放ちます。

「領主の利はすなわち民の利ぞ、そのために犠牲にしたのは我が子。武士としてなんら恥じることはない!」

武士としての本懐を語る醍醐景光に多宝丸は揺らぎます。

その時、聞こえる「曲者」との声・・。

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百鬼丸と多宝丸

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1721&unique=story&categories=48

醍醐の屋敷に忍び込んだのは多宝丸の兄である百鬼丸。

曲者である百鬼丸へ無数の矢が放たれます。

「坊やっ!」

縫の方は我が子の危機にとっさに声を上げます。

声のするほうを見やる百鬼丸。見えない目で見るその方にはどれとも違う魂があるのです。

その声に百鬼丸は母を感じたのでしょうか。

「あれを逃がすな、必ず仕留めよ」

父の冷酷な判断に多宝丸と縫の方は声を上げます。

「あれは私の兄上・・」

その言葉を聞いた醍醐景光は烈火のごとく言い放ちます。

「多宝丸!その兄のために国を差し出すか!何の痛みも背負わず、ただ己の善良さのために、再び民を地獄に突き落とすか!」

為政者として取るべき行動をとっている醍醐景光はそれでも言います。

もし百鬼丸を助けたいのであれば、我が鬼神との約定を果たした地獄堂へ行けと。そこで約定を破って見みせよと。

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地獄堂

醍醐景光が打倒したという鬼神を見物に来た琵琶丸。

しかし、鬼神が祭られているという地獄堂で見たものは噂とは違い、目にしたのは何とか封じられている鬼神の姿。

「あれだけの鬼神をどうして抱え込んでいられるのやら・・・」

 

父である醍醐景光へいわれ地獄堂へ向かう多宝丸。

ちょうど地獄堂から戻る琵琶丸はその多宝丸に百鬼丸と似た魂を感じます。

 

地獄堂へとついた多宝丸、そこで見たものは深々と傷を負った鬼神像。

その姿化からすでに約定が破られたのではないかと、兄によって破られているのではないかと思い始めます。

その光景を見た多宝丸は父の為政者としての言葉を思い出すのです。

ばんもん

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1721&unique=story&categories=48

はりつけにされた助六たちは無数の矢を受けてしまいます。

放たれた矢に崩れ落ちる醍醐の兵。

 

助六を助けるためにばんもんに向かう百鬼丸とどろろ。

遠くから聞こえる戦の音にどろろは焦ります。

急ぐ百鬼丸とどろろでしたが、目の前にあらわれたのは「鬼神 九尾」

九尾を倒しながらばんもんへと向かう百鬼丸、そこを阻むのは父である醍醐景光とその兵。

 

再び対峙する両者なのですが、醍醐の兵の中に見えるのはかつてみお達を襲った一人。

その魂を見た百鬼丸は思い出します。あの日の惨劇を。

許せない、大事な人を奪たあいつを・・・。

そんな思いからか、百鬼丸は鬼へと変貌していきます。かつてみお達の仇を打った時のように・・・。

しかし、その光景を見ていたどろろの必死の声が百鬼丸を止めます。

「ダメだって、アニキは鬼じゃない」

 

そこへたどり着いたのは多宝丸。

「私は多宝丸、あなたの弟です」

そこで多宝丸は父である醍醐景光が百鬼丸へおこなった事を告げます。

そして、多宝丸の思いを告げます。

「国を脅かす兄上こそ、この国にとっての鬼神!」

「よって私はあなたを討つ!」

兄弟として生まれながらも、思いの違い、信念の違いから敵となる兄弟。

 

ばんもんへはりつけられた助六を助けようとするどろろでしたが、そこへ現れたのは「鬼神 九尾」。

固く結ばれた縄は簡単にはほどけず苦戦するどろろ、襲ってくる九尾!

「アニキっ」

 

多宝丸と百鬼丸の戦いは一瞬。

どろろの声を聞いたその刹那、百鬼丸は多宝丸の刀を折り右目を斬ると、すかさずどろろのいるばんもんへと。

襲ってくる「鬼神 九尾」を切り刻む百鬼丸、すさまじい剣捌きは九尾をばんもんへ封印してしまいます。

 

倒れる多宝丸のもとへと駆け付けたのは、百鬼丸の母でもある縫の方。

「百鬼丸、私はそなたを救えませぬ」

 

「百鬼丸、そなたばかりを犠牲にはしませぬ」

自らに刃を向ける縫の方。

 

全てを見届けたばんもんは崩れ落ちます。

まとめ

アニメどろろの1クールのクライマックス「ばんもんの巻」をネタバレを交えてご紹介してきました。

百鬼丸の父である醍醐景光はまさに鬼神のごとき信念をもっています。実の子を犠牲にしてまでも自分の利を民の利を優先するその生きざまは決して褒めらることではありません。しかし、少数を犠牲にして成り立つ幸せは現代社会に反映される構図でもあります。

前回のどろろ11話のまとめでも触れましたが「オメラスから歩み去る人々」を思い出させる内容です。

オメラスから歩み去る人々」は簡単に説明すると、

「少数の犠牲の上に今の幸福は成り立っている、その罪悪感に苛まれる」

といった寓話です。

解釈の仕方は人によって変わってくるかもしれませんが、今の幸福の正体を本当に理解することは稀です。

どろろ11話12話「ばんもんの巻」は、そこに注目できるのではないかと思います。

百鬼丸の体を鬼神に与えることで醍醐の地は富栄える。百鬼丸がひとり苦しんでいることは醍醐の民のほとんどは知らない。

最後に百鬼丸の縫の方が罪悪感から自ら命を絶とうとしましたが、まさに縫の方は「オメラスから歩み去る人々」だと思います。

本当に簡単な問題ではありません。私たちの富はどこから来ているのか、再確認するきっかけになった「ばんもんの巻」でした。

 

さて、どんよりとした「ばんもんの巻」は終わりを迎えました。

前回、フラグが立っている方が多く見受けられたのですが、そんなことはなく終わりましたね。

いったん醍醐と百鬼丸の話は離れるようですが、いずれ決着はつくでしょう。

どういった結末になるのか、たぶん最終回までわからないと思いますが、それまで楽しみに心して見ていきましょう。

それではどろろ2期シリーズでお会いしましょう!

・・・すぐ始まりますので安心してください!

 

アイキャッチ画像引用元:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1721&unique=story&categories=48

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