「どろろ」アニメ11話感想をネタばれでご紹介!「ばんもんの巻・上」は波乱の幕開け?

アニメ「どろろ」も11話となり、1クールでの佳境に入りました。

前回は妖怪退治に苦戦する実弟「多宝丸」を偶然助けた「百鬼丸」が運命の出会いをしました。

回り始める歯車はいかに展開していくのでしょうか?

百鬼丸と多宝丸の関係性が明らかになるアニメどろろ11話「ばんもんの巻」ネタバレ満載でご紹介します。

スポンサーリンク

アニメどろろ第11話「ばんもんの巻」

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1686&unique=story&categories=48

危ないところを助けられた多宝丸達、多宝丸はすさまじい強さを持つ百鬼丸に驚きます。お礼も言わず百鬼丸に問い詰める多宝丸をどろろは「先ずはお礼が先」だと多宝丸にかみつきます。このあたり、どろろの性格が出ていますね・・お金のにおいでしょうか。

改まりお礼を伝える多宝丸、民のためにバケモノ退治を手伝ってくれたことを感謝し頭を下げますが、表情のない百鬼丸に多宝丸はムッとしてしまいます。それを感じ取ったどろろは百鬼丸について説明します。

「アニキは目がみえないんだ、その代わり心の目で見るんだ」

目もなく腕もなくあの立ち回りをする百鬼丸に驚く多宝丸達、驚く多宝丸達を見たどろろは調子に乗り百鬼丸の武勇伝を語ります。

「あっちこっちを旅しながらバッサバッサ、相手にするのはとびっきりのつわもの鬼神ども」

ぽかんとする多宝丸にどろろはおもむろに手を差し伸べます。

「助け賃」

・・・ちゃっかりしていますね、どろろちゃん。

百鬼丸とどろろは多宝丸から聞いた栄えている城下町へと足を運ぶことに。

目的地に向かう2人に多宝丸は百鬼丸に、

「お前、名は」

「百鬼丸」

短い会話でしたが、何かを感じている様子の多宝丸。また百鬼丸の多宝丸の魂に何かを感じている様子。

 

百鬼丸が難なく倒した鬼神、追い詰めることはできたものの危なく部下を失いそうになった多宝丸は自らの弱さを悔いるのでした。

「道場であれば遅れをとるとは微塵も思わぬ、本物の戦場に出れば・・・」

スポンサーリンク

どろろと百鬼丸城下町へ

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1686&unique=story&categories=48

賑わいを見せる醍醐景光の治める城下町。

食べ物など豊富にある品物は戦が起こっていることを忘れさせます。

そんな栄える城下町ですが、くたびれた装いの女性がひとり怪しい歌を語っています。

・・・オニノコウマレタ マッカッカ

・・・ヤマノケモニクワショウカ

・・・ウミノサカナニクワショウカ

・・・ツツンデナガシテ モウウミヨ

女性の表情に生気はなく、何かにおびえている様子。

目の前を通り過ぎる百鬼丸とどろろ、

「鬼の子じゃあぁぁ~」

何やら百鬼丸に縁のある女性は百鬼丸を見て逃げ出してしまいます。

この歌は多分に百鬼丸の生まれた時をうたった歌、百鬼丸へのどのような思いで歌っているのか、はたまた自分への戒めの歌なのか、歌詞から推測は出来ませんでした。・・・暗く重い歌はトラウマになりますよね。

 

賑わいを見せる城下町でどろろが気になったのは「芝居」。

どろろは百鬼丸を連れて芝居を見に行きます。

そこで上演されていたのは醍醐の民を苦しめた鬼神を退治する醍醐景光の武勇伝。

どろろの芝居を見た印象は「アニキみたいだな」とまさに親子を思わせる感想なのですが、この芝居は創作ですよね。何よりも醍醐景光は鬼神と契約を交わし今の繁栄を手にした男。

 

そこで偶然芝居を見に来ていた琵琶丸に出会います。

 

どろろは依然琵琶丸とお世話になったみお達のことを告げます。

頑張って生きていた彼女たちの悲惨な運命は本当にトラウマでした。

参考記事⇒「どろろ」6話の感想はこちら。悲劇とはこのことです・・・。

 

琵琶丸もまた、この城下町の噂を聞きつけて訪れたそうで、どんなご加護がるのか気になる様子。

醍醐景光が打倒したといわれる鬼神が祭られているお堂を見学に来たとのこと。

みお達について、ことの顛末を知らない琵琶丸は百鬼丸の怪しく燃える魂を感じ取ります。

「あんた、人を殺めたね」

琵琶丸はどろろと百鬼丸に別れを告げ旅立ちます。

 

特にもうけ話もない城下町では何もすることが無いどろろと百鬼丸。

ぶらぶらしていると百鬼丸は何やら怪しい話を耳にします。

「ばんもん」

スポンサーリンク

醍醐景光に告げられた百鬼丸の存在

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1686&unique=story&categories=48

醍醐景光は陸奥と兵庫から先の戦いの報告を受けます。

目も見えず両腕もない男。

この話を聞いた醍醐景光は驚きます。何か恐れることが起こったような表情は今まで見たことのない醍醐景光です。

そんな醍醐景光に陸奥は百鬼丸について説明します。

「狙うのは常に強い鬼神と豪語していましたが、実際に巨大なバケモノを一刀両断に切り裂いて・・名は百鬼丸と」

報告を受けた醍醐景光は何やら難しい表情となり、奥で聞いていた縫の方はあふれる涙が止まりません。

菩薩さまが身代わりになって助けてくれた命か自分の栄光を邪魔する命か、2人の思いは別の方向を向いている、そんな気がします。

スポンサーリンク

ばんもん

もともとは朝倉の軍勢から国を守るための砦だったばんもん。

今や焼け落ち板塀一枚となっているその姿は醍醐景光の栄光の証でもあるとのこと。醍醐の奥方様の守り観音のご加護も宿っていると言われる板塀でしたが、どろろと百鬼丸がその板塀へと行くと、盛り返した朝倉の軍勢につかまり打ち付けられ無残な姿となった兵士たちで悲惨な光景となっています。

観音様のご加護を汚したそのばんもんは怪しい妖気を放ちバケモノが集まってくるようになっています。

ばんもんに触れた百鬼丸は強い鬼神の存在に気づきます。

その時、突然声を掛けられビビるどろろ、声が裏返りバケモノでも出たようなその表情はまさに恐怖!

・・そこにいたのは一人の子供。

朝倉の軍勢が近くにいて危険だと告げるその子供は言います、

「あさるなら他へいきな」

スポンサーリンク

鬼神「九尾」

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1686&unique=story&categories=48

ばんもんの前で出会った助六という少年は、もともとばんもんが建てられる前にここにあった村の生き残り。

いきなり建てられたばんもんは村を両断し醍醐と朝倉の領地に分けられてしまいます。助六の両親は朝倉側の領地に家があり生き別れることに・・・戦場になった村は壊滅状態となり、ほとんどの村人たちは村を捨てどこかへといなくなってしまいました。

勝手な判断で両親と離れ離れになった助六はばんもんを超えて家に帰ることを決意しているのですが、戦は長引きどうにもならない様子。

そんな助六を見てどろろは助ける事を決意します。しかし、助六はばんもんにはとんでもないバケモノがでて無理だと告げます。

しかし、どろろは自信たっぷりで言います、

「心配無用!うちのアニキなら大丈夫さ!」

いやいや、戦うの百鬼丸ですから!でも、どろろの自信満々の表情は憎めないですけどね。

引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1686&unique=story&categories=48

バケモノの出る夜、ばんもんへ赴いたどろろと百鬼丸、助六。

ばんもんの前に現れたのは「狐火」。その数はかなりの数。

果敢に戦いを挑む百鬼丸、多くの狐火を切り倒し優勢に見えたのですが、一吠えした狐火はだんだんと多く集まりだし群れを成して百鬼丸に襲い掛かるのです!さすがに多勢を相手にする百鬼丸は狐火に押され始めます。

「このドギツネこん畜生!これでもくらえ!」

劣勢になった百鬼丸をどろろが投擲で援護を始めます。

石ころで狐火を倒せるものかと思っていましたが、どろろの投げる石は狐火に百発百中!・・強いです!

それでも狐火とは互角・・

戦いの中、助六は母親のいる朝倉の領地にばんもんを超え向かってしますのです。どろろは助六を止めようとしますが狐火に阻まれピンチに!

そこを救ったのは百鬼丸。

「行け」

助六のもとへ向かうどろろと狐火と対峙する百鬼丸。

その時、多くいた狐火達は一つへと集合していきます。

「鬼神」

百鬼丸の先には一つになったバケモノ「鬼神 九尾」の姿がゆらめいているのです。

 

鬼神本来の姿となった九尾は百鬼丸を圧倒し、素早い動きで百鬼丸を翻弄しついに九尾は百鬼丸を押さえつけます。身動きの取れなくなった百鬼丸、ここまでかと思われた一瞬百鬼丸は素早く九尾を蹴り上げ前足を切り落とします。

さらにそこに入ってきたのは醍醐景光の軍勢。その時、九尾は負傷しその場から消えていきいます。

対峙する百鬼丸と醍醐景光。

ついに、ここに百鬼丸の体の原因となった父親が登場しました。百鬼丸は当然自分の父とは知りませんし、父である醍醐景光は百鬼丸を打ち倒すことを決意しています。かみ合わない2人の思いは必ず悲劇となる予感がします。

 

 

一方、百鬼丸について思い当たることがある多宝丸は城下町で百鬼丸について調べまわっています。しかし、どこに行けども有力な情報が無くさまよう多宝丸達。そこで出会ったのは冒頭に出てきたうつろな女性。その女性に何かを感じた多宝丸は思わず声を掛けます。

「鬼の子じゃぁぁぁ、鬼の子がまた醍醐を滅ぼしに戻ってきたぁぁ」

その言葉は多宝丸に向けられたもの、多宝丸は女性を問い詰めます。いったい鬼の子とは何のことなのかを。

実はその女性は百鬼丸が生まれ時にその場にいた産婆だったのです。その光景を目撃した彼女は心を病み鬼を恐れるようになっています。

「鬼が赤子を食ろうたんじゃ、手の足も鼻も口も肌も全部、全部、全部・・・」

どうやらこの女性には多宝丸にも鬼の姿が見えているようです。確かに醍醐景光と縫の方の子供である多宝丸は百鬼丸と同じ血族ですので、醍醐景光と鬼神との取引の影響が出ている可能性があります。

多宝丸を見て恐怖に打ちのめされ泣き叫ぶ女性の叫びをどのように聞いていたのでしょうか。知らぬ兄の因縁について知った時、多宝丸は耐えられるのか、先の展開が心配です。

 

 

噂となっている地獄堂へとついた琵琶丸は、その最悪な状況に声を上げます。

「こりゃあ、まずいねぇ」

感想とまとめ

アニメどろろ11話「ばんもんの巻・上」のネタバレと感想をご紹介してきました。

いよいよ百鬼丸の家族が登場し物語は中盤の最高潮へと向かいます。

百鬼丸に対しては多宝丸、醍醐景光、縫の方とそれぞれがそれぞれの思いを持ち、複雑な関係性となっています。父である醍醐景光は百鬼丸を打ち倒すといっていますので、最悪の展開も予想されます。

「ばんもんの巻」はこのように百鬼丸とその家族が中心になって話が進んでいきます。

今回の内容で醍醐景光の思いは大体わかったかと思われます。実の子供が生きていたと知っても微塵も喜ぶことはなく、どちらかといえば、自分の領地の繁栄が侵されることに恐怖している様子が描かれています。かなり自分勝手だと思われますが、よく考えると領地の繁栄という事は、そこに住む者たちの繁栄でもあります。

つまり醍醐景光は自分の子を生贄にして領地の繁栄を手にしたという事になりますよね。これは一概に百鬼丸を助ければ良いというものではありません。百鬼丸を助ければ領地は荒れだし、多くの民が苦しむ。多分ですがそのことから縫の方へのきつい言葉は生まれてきている感じがします。

母として純粋に百鬼丸が生きていることを喜ぶ縫の方ですが、この純粋な思いは領主たる醍醐景光には不要なもの。鬼神と契約してまで得た繁栄ですので簡単に喜ぶことはできないと思います。本来であれば最初から自分の力でどうにかすべき問題ですので、百鬼丸が体を取り戻すために鬼神を退治することに関しては何も言えないと思います。

しかし、いくら鬼神と契約して領地が繁栄したとしても、結局はまやかしです。これこそ勝手な醍醐景光の思いではないでしょうか。百鬼丸を犠牲にしてえたかりそめの繁栄は「オメラスから歩み去る人々」を思い出します。

繁栄は少数の犠牲の上に成り立っている。それを理解し疑問もなく享受できるのでしょうか。

 

さて、どろろは次回一部のクライマックスへと向かいます。

これからの展開は皆で仲良く・・・とは絶対になりませんよね・・

対峙する百鬼丸と醍醐景光は悲劇しか思い浮かびません(;´・ω・)

またトラウマシーンが来るかと思うと気を引き締めて見ないとです!

アニメ「どろろ」前半のクライマックスは最高の盛り上がりになるのではないでしょうか。

それでは「どろろ」12話でお会いしましょう。

 

アイキャッチ画像引用元:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1686&unique=story&categories=48

スポンサーリンク