
アニメ「どろろ」がスタートし早くも8話目となりました。
緩急のあるストーリーは毎回引き込まれ、どろろを見るたびに好きになってしまいますよね。
アニメ「どろろ」が待ち遠しくて、ワクワクしている方も多くいらっしゃると思います。
7話では絡新婦と人間との深い愛情の話が心にしみました。
注目記事⇒「どろろ」アニメ7話の感想をご紹介。前回に比べて今回はほっこり?
アニメ「どろろ」8話はどのような展開が待っているのでしょうか。
それではネタバレを少し交えてご紹介していきます!
どろろ8話「さるの巻」あらすじ
引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1542&unique=story&categories=48
ある村では「残され雲」という災いをもたらす雲が突然わいてきます。その雲は村の人を喰らい、多大な災害をもたらすため、この災いを抑えるために若い娘を「残され雲」に捧げる習わしがありました。
硫黄のニオイのする山岳を歩くどろろと百鬼丸は嫁入りに向かう一行を見かける。2人が物珍しそうに見ていると一人の少年が嫁入りの一向に矢を放ちます。それを見て慌てて止めに入るどろろでしたが、さると名乗る男の子は言います。この嫁入りはめでたくないと、バケモノに姉ちゃんが嫁入りに行くことを知ります。
実はさるの姉ちゃんは「残され雲」の災いを鎮めるために生贄として選ばれ、嫁入りをすることになったのです。
この話を聞いたどろろはこれまでの経験を生かし、バケモノ退治をかって出るのでした。
さるの姉ちゃんを助けるためにバケモノ退治に赴いた3人でしたが、出てきたバケモノは大ムカデの鬼神。黒煙をまとう鬼神に百鬼丸は姿をとらえず苦戦することに・・・。さらにはサルの姉ちゃんが鬼神に食われてしまいます。
はたして百鬼丸は鬼神を倒すことができるのでしょうか。
感想(ネタバレもあります)
引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1542&unique=story&categories=48
ここ最近のどろろは救われるストーリーで安心して見ることができます(。-`ω-)
今回のストーリーを簡単に説明すると
「悪者退治をして村に平和がもどる」
少年漫画では王道のストーリーですよね。
今回の「さるの巻」はその王道のストーリーにふさわしい内容だったと思います。
どろろはと百鬼丸が出会ったサルという少年は、血のつながっていないけれども姉と慕う少女が鬼神の花嫁に行くことを阻止して助けようとしているのです。さるから詳しい話を聞いた百鬼丸とどろろ(百鬼丸は耳が聞こえるようになったものの音の意味を理解しているのが不明ですが)はサルと協力して鬼神を倒す事を約束するのですが、相変わらずでの安請け合いに不安しかない展開です。
正直、「守小唄の巻」でかなりどろろの展開に敏感になっている僕はここでは嫌な予感しかしませんでした。一応前回の「絡新婦の巻」で少し安心できていたのですが、どろろ製作スタッフの現実の苦しさを如何に表現するかの警戒を簡単に解くわけにはいきません!ですので今回もかなり警戒してみていました(^_^;)
注目記事⇒「どろろ」アニメ第5話の感想はえぐい・・でも、ミオの声優が水樹奈々さんで盛り上がる!
でも蓋を開けてみると、王道というかすっきりする展開で良かったです。
今回の鬼神は黒煙をまとった大ムカデで、百鬼丸の見えない目には黒煙も赤い炎に見え初戦では負けてしまいます。しかしここで、トラウマシーンがあります!さるの姉ちゃんが鬼神に食われてしまいまうのです・・やっぱりあったダークな展開です。
目の前で鬼神に食われてしまった姉ちゃんの仇を取るために、再びどろろとさるは鬼神を倒すために協力を誓うのですが、今回の鬼神が放つ黒煙で役に立たない百鬼丸はいじけてしまいます( ´∀` )隅っこの方で石ポンポン投げる姿はある意味安心できるシーンでした。
その後3人は協力して鬼神を倒すのですが、この戦闘シーンが個人的に思う今回のどろろ一押しシーンになります。(ネタバレます)
引用:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1542&unique=story&categories=48
再び鬼神と向かい合うどろろとサル(百鬼丸は待機)は一考を案じ鬼神を誘い出します。
その策とはどろろは花嫁の姿に扮し鬼神をガスが充満する山岳の窪んだところに誘い込み、火のついた矢を放ち退治するというもの。この作戦は成功は一応するのですが、鬼神には致命傷とはならず再度襲ってきます。失敗はしたもの今回のどろろはなかなかの策士になっていてめちゃめちゃ頼りがいがあります!まぁ失敗して襲われるんですけど・・・。
そこで助けに入るのが百鬼丸、美味しいところを全部持っていきます!・・・でも鬼神の黒煙で何も見えない百鬼丸はどう戦うのか心配ではありましたが、百鬼丸は矢を放ち音のする方へ攻撃を仕掛けるのです!百鬼丸も頭を使います!しかし、うまくは行きません、何故なら鬼神は大きいから。大きので急所がわからず仕留める事ができないのです。
また敗北をしてしまうのかと思われたその時、どろろが捨て身の作戦に出ます!ロープを自身の体に巻き付け鬼神へと飛び移ったのです!
つまりこの作戦は百鬼丸がきちんととらえる事のできない鬼神の急所にどろろが飛び移り、そこで声を上げる事で百鬼丸に場所を知らせるという無茶な作戦なのです。とても無茶です、暴れる鬼神にどろろは巻き付けたロ―プで振舞わされ気絶してしまいます・・・オイ。
そしてここが今回の一押しシーンとなります!
気を失い声を上げる事の出来ないどろろを声にならない声で呼ぶ百鬼丸の姿です!
はっきりとどろろを呼ぶことは出来ないのですが、百鬼丸の声に反応したどろろは目が覚め百鬼丸に呼びかけます。どろろの声に反応した百鬼丸は鮮やかに鬼神を倒すのでした。
ここでどろろと百鬼丸の深い繋がりが形となって見ることができました。普段しゃべることのない百鬼丸は、正直何を考えているかわからず、どろろに対して何を想っているのか分からなかったですよね。表情も乏しいですのでどろろとの関係があいまいになっていたと思います。でも今回の共闘によって共に信頼していることがわかり安心しました(*^-^*)
そして鬼神を倒すことで百鬼丸の鼻が戻ってきました。結構体のパーツが戻ってきましたね。また、同時にさるの姉ちゃんも助ける事ができました。鬼神に食われてから日にちがたっていなかったので消化されずにすんだんですね。
今回の「さるの、巻」も救われる話で、よかったよかったです。
最後に村を後にする百鬼丸とどろろはまた歩き出します。さるの姉ちゃんから貰った鼻の臭いを嗅ぐ百鬼丸はブーブーいうどろろに花を渡します。
「ど、ろ、ろ」
はっきりとどろろの名を言うのです。
最後に震えました。
まとめ
今回はアニメ「どろろ」8話を見てきました。今回はとにかくスッキリできる内容でした。
最近は救われる話が続いていて、安心して見ることができますね(*^_^*)
今回はちょっと悲しいシーンもありましたが、百鬼丸のどろろへの気持ちが少し分かったりと、終わって見れば全員が笑顔で終われる良いストーリーでした。
個人的にはそろそろ落とされると思い不安になっていますが・・・。
絶対に良いストーリーばかりではありませんからね・・・。
これからどのような試練が待ち受けているのか不安ではありますが、それでも続きは楽しみですよね!
それでは9話でお会いしましょう!
アイキャッチ画像引用元:https://dororo-anime.com/story_detail.html?id=1542&unique=story&categories=48