「みかづき」ドラマのモデルとなった塾は実在しない!?津田沼戦争から浮かび上がる詳細とは

森絵都さん原作のNHKドラマ「みかづき」は2019年1月26日から全5回の放送でスタートしました。

このドラマのキーワードは「塾」、昭和から平成にまたがる教育の変遷を描いたドラマです。

高橋一生さんや永作博美さんなど魅力的なキャスティングも話題になっています。

そんな中、気になるのが「みかづき」の塾にモデルは存在するのか?という事ではないでしょうか。

ドラマではしっかりした時代背景があり、もし実在する塾がモデルであれば知りたいところです。

そこで今回はドラマ「みかづき」の塾についてスキまっくす見ていきます!はたして、モデルとなった塾はあるのでしょうか?

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ドラマ「みかづき」のキーワード「塾」とは


ドラマ「みかづき」のキーワードとなっている「塾」ですが、皆さんは塾について知っていますか。「塾」を知ることでドラマ「みかづき」をより楽しむことができると思いますので、塾について解説していきます。

今では多くの子供たちが通う塾ですが、塾は時代と共に浮き沈みがありました。

塾ができ始めたのは60年代頃の高度経済成長期の時代。多くの塾はドラマ「みかづき」のように個人塾としてスタートする事が多く、しかも現在では大手の塾と呼ばれている所もそこからスタートしているのです。学習塾ができた当初は高等学校入試準備のためものが多く、現在のように小学校から通う事はあまりありませんでした。

最も塾が過熱したのが80年代のバブル時期。受験戦争や受験地獄とう言葉を聞いたことがある方も多いと思います。この当時からは小学生、中学生向けの塾も徐々に多くなり、中には有名な塾に入るための塾ができるなど塾の多様性、過熱化は大変なものになっていました。

90年代に入ると右肩上がりだった経済成長がバブル崩壊と共に失速し、それに合わせるように塾業界の成長にも陰りが見え始めます。

2000年代に入ると少子高齢化が顕在化してきて子供の数に対し塾の供給過多となり規模の小さい塾はもちろん、大手学習塾でも経営が悪化し始めます。そんな中でも塾の特性を明確にし独自の路線で経営をしていたところは規模を拡大、維持し続けています。

 

このように塾といっても年代によってその役割が微妙に変化し、拡大と縮小を繰り広げています。

塾の変遷で気になるのが「みかづき」でも取り上げられている「津田沼戦争」です。一体どのような出来事だったなのでしょうか。

津田沼戦争

津田沼戦争は実際に1980年代にあった塾同士の抗争のことをこう呼ぶそうです。

津田沼戦争は実際にあった出来事だそうですが、今では当時の詳細な情報を残した媒体はほとんどなく、森絵都さんはこの出来事を「みかづき」で表現するために、実際に津田沼戦争に関わった塾の経営者から情報を聞いていたそうです。

ドラマでも森絵都さんが書きたかった津田沼戦争を取り入れると思いますので、ドラマを通じてどのような出来事だったのかを見ていきましょう。

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ドラマ「みかづき」のモデルの塾とは


実はドラマ「みかづき」のモデルとなった塾は明確に提示されていません。「みかづき」のロケ地などは分かっているのですが、塾については謎です。

参考記事:「みかづき」ドラマのロケ地や小学校はどこ?意外な場所でロケをしていた?

原作者の森絵都さんが集英社文芸単行本公式サイトで北上次郎さんとの対談からもモデルとなった塾は無いのではないかと推測されます。

北上 なるほど、最初から考えられていたんですね。では戦後の教育、理想の教育という大きなテーマは?

森 三代にわたる物語を書くにあたって、何か一つ、そこに大きな柱がほしかったんです。それがなんなのか考えているうちに、あるときふと思いついたのが塾でした。教育の変遷は以前から気になっていて、よくゆとり世代が批判されますが、じゃあなぜゆとり教育は生まれたのだろうかとか、自分の中で、時代時代の背景を整理してみたいと思っていました。単純に、学校を舞台にするよりも、塾のほうが面白いと思いまして。

出典:集英社文芸単行本公式サイト

このように原作者の森絵都さんは語っています。

モデルの塾が本当にあるのであれば、舞台が学校よりも塾の方が面白いという理由にはなりにくいですよね。

つまりモデルとなった塾は無いという事になりますが・・・しかし巷では市進学院がモデルではないかという噂があります。

市進学院は東京都周辺に教室を持つ学習塾で、当然「みかづき」のモデルとなった千葉県にも進出しています。しかも、市進学院の前身である「真間進学会」が出来たのは1965年の千葉県市川市となっています。「みかづき」の内容とかぶる点が気になりますよね。

このように市進学院を調べれば調べるほど「みかづき」の塾のモデルではないかと感じてしまいます。

しかしながら原作者の森絵都さんは市進学院がモデルになっているとは明言されていませんので、本当の所は定かではありません。また、時代背景や塾の方針なども酷似していますが、塾の変遷を考えると似てくる面はあると思いますので市進学院モデル説は怪しいのではないでしょうか。

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まとめ

NHK制作のドラマ「みかづき」の時代背景、塾の成り立ちと塾の変遷を見てきました。

残念ながら「みかづき」のモデルとなった塾ははっきりと特定はできませんでしたね。

一応モデルではないかといわれる市進学院の名があがってはいましたが、はっきりとした事実を確認することは出来ませんでした。

個人的にですが市進学院はモデルではなく、原作者の森絵都さんの思いが詰め込まれた塾が「みかづき」のモデルになっているではないかと感じております。

真相は謎のままですが、塾の成り立ちと現在に至るまでの変遷を知ることでドラマ「みかづき」は一層楽しめると思います。

塾のモデルを想像しながら「みかづき」を楽しんでみましょう!

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